マイニチ日記

ホドホド…♪

私の日常のコト。海外ドラマのコト。調べたコト。感じたコト。共感したいコト。私のマイニチ日記。

人事異動の季節~辞令の謎~

~春~

会社から言い渡されるサプライズ。 「辞令」

これは辞令を受けた本人だけではなく、同じ部署で働く仲間にとってもサプライズとなる。 ただの移動の場合もあれば、昇進・降格といった場合もある。

よって、この会社からのサプライズが嬉しい人もいれば、行きたくない部署や支店等が決まり憂鬱な人もいる。

毎年思うんですけど、辞令急すぎない?

辞令ってなぜあんなに急なんでしょうか? 遠方で引っ越しを伴う場合は少し早めに連絡があるそうですが… そもそも、2週間で自分の仕事を他人に引き継ぐのは困難… お客さんの挨拶まわりをしながら、引継ぎをしつつ、日常の業務もこなす。 過酷すぎませんか?

辞令がでてから、少なくても1か月以上の引継ぎ期間が必要なのではと思う。 こんなに急なの私の会社だけなのかな~?

少ない時間で引継ぎをすれば、伝達しきれないミスもあるだろうし…… お世話になった取引先には新しい担当者との挨拶も行く。 そして社内でのデスク整理ももちろんある。 一緒に働いてきた仲間との送別会や取引先との食事だってあるだろう。

時間、足りなくない? f:id:mtomocha33:20200329161220p:plain

会社のメリットは?

発表されてから、異動まで約2週間の我が会社。 もちろん移動の本人には内々で話はいくそうだが、それも約1週間ちょっと前。 つまり聞いてから3週間ほどしかないが、そのうちの1週間は「みんなにはまだ内緒ね」というブレーキがかけられる。 つまり表立って何もできないのである。 急に社員を移動させて、会社側のメリットっていったいなんだろうか? 新しい期を迎えるにあたっての人事異動には納得する。

であれば、2月頃に「4月より移動」みたく発表してくれてもいいんじゃないかと思うんだけど、急な発表にはどんな理由があるのだろうか?古くからの習慣なのか、はたまた何か会社側でのメリットはあるのか。

働くものの身になってみれば、環境が変わって体力や精神面でも大変な時期だからこそ、時間に追われたくないと思ってしまうのだけど……

代わりがいるのがサラリーマン

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手に職がある職人さんと違って、サラリーマンは代わりがいるのは確かだと思う。 辞めれば、誰かに引継げばいいし、新入社員が1人前のように働けるのも、何年も何十年も修行する世界の職人さんとは違う。 たけど、そんな社会の中で自分にしかできない事を探し働き続けているのがサラリーマンだと思う。 変わりはいるけど、その人しかできないサービスや気づかい、マメさ、信頼関係とかで他と差別化を図り社会で戦っていると思う。 だから、マンパワーとしての代わりはいるけど、やっぱり代わりはいないんだよ。 その人にしかできない仕事なんだよ。 そんな仕事を新しい人に引き継ぐには時間が必要なんだよ…

たった2週間で異動させられる人事には、そんなサラリーマン達の思いを無視されているように感じる。 2週間で他人ができる仕事内容だと言われているみたいだ。

業務を滞りなく、そして無理せず引継ぎ、新しい期に向かってスタートできる期間はやはり1か月は必要なんじゃないかな… 会社の偉い人はどんな思いで人の人生が変わるかもしれない辞令を出すんだろうか、、、

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少し疑問に思い、そして少し切なくなった春。