最小の国。誰も認めていないが、自称で国を作った男。
昨日体重計に乗るぞ!と宣言したのに、さっそく体重計にのり忘れたおバカです…。
少しでも軽くしようと、髪の毛を乾かしたら~なんて考えてたらすっかり忘れちゃいました(涙)
で、今日は面白い国を見つけたので少しご紹介。
シーランド公国
世界にいくつもある国家のうち、最小とされている国だそう。
そのシーランド公国がこちら。
く………に………??????
これが国だそうです(笑)
国連などどの国からも国家承認されていないそうです。
納得です。
だって、ただの基地のような見た目(笑)
シーランド公国の住人
4人
ウィキペディアによると4人なんです(笑)
突っ込みどころ満載ですが、4人でも自称すれば国家なんですね。
シーランド公国の誕生まで
このシーランド公国のある場所は第2次世界大戦中にイギリスが沿岸防衛の拠点として建設した4つの要塞(ようさい)のうちの最も北にある要塞。大戦中は数百人のイギリス兵士が常時常駐していたが、大戦終了後に放棄された。
その25年後
この要塞をパディ・ロイ・ベーツ(元イギリス陸軍少佐で海賊放送の運営者)が不法占拠する。不法占拠の理由は、イギリス放送違反で訴えられたから当時イギリス領海外に存在したこの要塞に逃げた!
さらに、「独立宣言」をして、自らをロイ・ベーツ公と名乗ったらしい。
逮捕を逃れるために、イギリス領海外のこの悪寒に住み始め、さらにここは俺の国だ!と宣言したというからさらに驚く。
イギリス政府はもちろん訴えたが、この要塞が当時イギリス領海外にあり、他の周辺諸国も領有を主張していなかったので、イギリスの司法管轄外とされてしまい、イギリス政府は手も足も出せなかった。
つまり、ぽっかりあいていた隙間をいち早くロイ・ベーツが「僕の物」と主張してしまったという訳(笑)
誰でも貴族になることができる
2012年にロイ。ベーツ公が死去した後は、息子のマイケル・ベーツ公が2代目に即位している。
そして、最大の疑問はどうやって生活しているの?お金は?という点。
通常の国家であれば、農業、産業その他の経済活動をしていると思うが、この領土でどうやって、経済活動を?と思うだろう。
なんとシーランド公国のWEBサイトで、ロード(Lord)やレディ(Lady)、男爵などの爵位を購入出来るのだそう。つまり、購入すれば、俺は○○男爵だ!と名乗ることができるそうで、有効期限はなく、更新なども必要ないらしい(笑)
西川きよし師匠も番組の企画で取得しているそうです。
まとめ
また1つ面白いことが分かってよかった。
ニュースなどで「自称」と見るたびに、不思議だなとは思っていたけど、自称で国まで作れてしまうなんて(笑)
1代目のロイ・ベーツ公は、カジノ運営を計画して裏切られてクーデターをおこされ、国外追放されて怒って20名の同志を募ってシーランド公国奪還を成功したりとまるで映画のような人生を送っている。
まだまだ、自分の知らない世界がたくさんあるのだな…と実感。
ロイ・ベーツ公の生涯の映画を見てみたい。
ビックリな事にイラストやさんにもシーランド公国のイラストがあった(笑)
かなり有名で私が無知だっただけなの!?