漫画:東京喰種(とうきょうグール)の感想
東京喰種(とうきょうグール)
ざっくりいうと……
最近読むことが少なくなってきた漫画をなんとなく読み始めました。私の大好きな大泉君(大泉洋)が実写版に出るというニュースをみて興味がわいたので。
まだ9巻?くらいですが面白い!!!
ホラー系とか気持ち悪い系はウォーキングデッド以外はほとんど見た事がないので、正直おそるおそる…見始めました。
簡潔に言えばただ気持ち悪いだけの漫画。
そう思っていた。
だって、私たち人間の生きる世界の中に喰種(グール)と呼ばれる人を食べる化け物が住んでいて人間と喰種(グール)との闘いだから。つまり、人間が残虐に食べられるシーンとかあるわけで……。
漫画を見始めるまではこれが、あの清水富美加さんがやりたくない役というやつかーなんて思っていた。
化け物=悪い奴?
私たちは化け物は悪い奴と固定概念を持っていると思う。
しかも、人間を食べる化け物なんて悪い奴だと決めつける。
見た目は人間。ただ食べるものが違うだけ。
喰種(グール)はなりたくて喰種(グール)になった?
物語の冒頭からそういう葛藤が描かれています。そして、化け物としてむやみやたらに殺す喰種(グール)がいる一方で、人間との共存を望んで助け合いながら人間をできる限り傷つけずに生きる喰種(グール)もいる。
人間として生きてきた主人公が、ある事件をきっかけに喰種(グール)になってしまい、半分人間で半分喰種(グール)になってしまう。そんな人間の心を持つ喰種(グール)の戦いの漫画。
食物連鎖の頂上がかわっただけ?
人間は食物連鎖のピラミッドの頂上にいるため、呑気に生きていられる。
東京喰種の世界ではピラミッドの頂上が喰種(グール)なのだ。人間は怯え、ピラミッドの頂上へ返り咲こうと喰種(グール)達の滅亡を願う。
でもただの食物連鎖の頂上争いではない。
だって、喰種(グール)にも感情があるから。
もし、豚や牛が話すことができて、感情があるとするならば、今まで通り何も考えずに食べることができるだろうか?家畜して、調理する事ができるだろうか?
結果=面白い
中身の薄いただの気持ち悪い漫画ではない事が分かった。
人間は当たり前に食物連鎖の頂上で胡坐をかきながら、動物を畜産し、ペットにして生きているけれど、そのバランスが崩れた世界ではどうなるのか?
ただ、人間を食べる漫画。この8文字で語るにはもったいない。
まだ途中までしか読んでいない私でもたくさんの事を考えさせられる。
共存
これがどんなに難しいことか…。
勝手に言葉もしゃべれぬ動物達と共存している気になっている私達だけれど、言葉をしゃべる動物がいたらどうなるのだろう?
そして喰種(グール)は人間や、ただむやみやたらに人間を食べる凶暴な喰種(グール)とどう向き合っていくのか?
まとめ
思ったよりも奥が深い漫画でビックリしました。
喰種(グール)同志の助け合いなど友情シーンも多くて、設定が気持ち悪いから見ようとしなかったけれど、大泉君(大泉洋)のおかげでいい漫画に出会えました。
もちろんこの漫画は設定そのものが過激です。醜い人間もたくさん出てきます。好き嫌いは分かれるでしょうが、私は見て良かったです。
ハナタレナックスの中で悪役を演じてみたいと言っていた大泉君(大泉洋)は喰種(グール)を手当たり次第残虐に殺すベテラン捜査官の役です。
悪役とは一概には言い切れないけれど、おちゃらけてない役なので楽しみです♪
映画を見る前に連載中の漫画を読もうと思います!
関係のない、私事
食べ過ぎたGWを取り戻すべく、月曜日から夕飯の白米を抜いています。ずっと続けられない食事制限はダイエットの意味があるのか?と思ってるので(食いしん坊の言い訳)食事制限をしてこなかったけれど、どうにもならず食事制限も追加(笑)
筋トレもしているので、夜だけでもお米を抜いて50キロになるまで頑張ってみようかなーと思っています。続くのかなあ……。お米を納豆に変えたりしながら無理のない範囲でチャレンジしてみます。で、怖くてのれてない体重計にも今日こそのって今の自分を知るところから始めます(笑)もうすぐ…夏ですしね。
しばらくは記事に備忘録としてダイエット経過を載せていきますので、温かく見守ってください。