日本アカデミー賞11部門受賞 「怒り」 について
すっかり旬を過ぎてしまいましたが、先日、日本アカデミー賞の受賞式を初めてTVで見ました。今まで1度も見た事がありませんでした。
なとなーくTVをつけたら見た映画の俳優さん達のノミネートに見入ってしまいました。
というのも、世間では「君の名は」が大流行していたころ、私は豪華な出演陣と小説でに評判を聞いて「怒り」を見に行きました。
映画の感想を一言で述べるとしたら、「どよーーん」です(笑)
こんなにも、なんとも消化できない気持ちになったのは久しぶりでした。
豪華な出演陣のすごい演技に圧倒されたのはいうまでもなく、文句のつけようのない演技で物語よりも俳優さんに感心してしまったという一面もあります。
それでも、もちろん物語には引き込まれていくんですが、登場人物の闇が深すぎて負のスパイラルに巻き込まれているようなそんな感じです。
そして、俳優さん全員の演技がすごすぎて、お腹一杯なんです(笑)
そこに物語の登場人物の闇と救いようのない物語のエンディングが重なり、映画が終わった頃にはもう胸やけです(笑)
なにもかもが100点だとこういう事になるのかと思い知りました。
毎日フルコース食べるより、時々食べるほうがおいしいっていう感情と似ているのかもしれません(笑)
ちなみにこの作品で私がおススメする俳優さん佐久本宝くんです。
アカデミー賞でも新人賞を受賞していましたね!
監督自らオーディションに誘い見事合格し、役を勝ち取った実力派です。
初の映画出演での新人賞とは本当にすごい。
この映画に出演している俳優さんは有名な方ばかりですが、彼は誰だろう?と思っていましたが、映画をみているうちに彼の演技力にビックリ!有名俳優さんに引けを取らない演技で、また彼の作品を見てみたいなと思いました。
アカデミー賞を見ながら今はあの時胸やけしてでも見てよかったと思いました。
ぜひ、DVD化されたときは是非見てみてください。