AbemaTV「72時間ホンネテレビ」で気付く視聴者と制作側との温度
この三連休、ネットをざわつかせていたのはAbemaTV「72時間ホンネテレビ」。元SMAPの香取慎吾、稲垣吾郎、草彅剛の3人がSNSを巻き込みながら配信されたインターネットTV。
出典:株式会社AbemaTV
皆さん、見ましたか??
浮世離れした3人
出典:株式会社AbemaTV
改めて今回気付いたのは、本当にこの3人は特別な場所で生きてきたんだなーって事。
普通に街を歩く事すらままならない3人。
香取君にいたっては小学生から現在までずっとだから少し可愛そうになってしまった…。
このTVで人混みをかき分けながら新宿歩くのも、原宿歩くのも楽しかったんじゃないでしょうか!?
大手事務所やキー局への忖度
あからさまにTV業界の嫌〜な部分が露骨に出てました…。
吉本芸人や、ホリプロタレントなど大手事務所の所属タレントがほぼゼロ!
ネットニュースにもなっていましたが、そのニュースを見る前に気付きました。多分見ていた方も異様な違和感を感じたと思います。
ジャニーズ事務所やキー局への忖度だと思うんですけど、視聴者からしたらダッサ!と思ってしまった。
そして、だからこそ出演していたタレントさん達の心意気にジーンときちゃいました(笑)
個人事務所、浅井企画、若手俳優、人気ミュージシャン、大物芸人の方々は男らしかった!
僕たちに自分の歌はないから…
ラストで3人は72曲の歌を歌いました。内容はカラオケレベルだったけれど、気持ちは伝わる歌でした!
イヤモニを何度も気にしてたので、私は機械的な不備があるのかな?と思って見てました(笑)
その時自分達には自分の歌はないと言っていて、少し寂しくなりました…。
だから3人は他のアーティストの方々の歌を歌ってました。
寂しいけれどこれは仕方がないことなのかなーと思う。だって、もし今私が転職しても前の会社で作った商品を持ち出して別の会社でお金を稼ぐ事はできないから…。
寂しいけれど…ここをジャニーズのせいだと言うのはちょっと違うかな、、、
あくまでも今までの歌は5人の歌だからね…
視聴者との距離感
今回見ていて、グタグタだなーって思う場面が正直多かった!けど、そのグタグタが一緒の時間を共有しているような空気にさせたと思う。
バシッと企画があって、完璧な民放とは違い、どうする!?みたいな時間の使い方は面白かったと思う。
3人は寝てないなんて演出はしないし、スタッフも見切れて、スタッフとのやりとりも聞こえちゃう。
そんなリアルタイムだからこそできる生々しい感がより距離をグッと近くしたんじゃないかな!?
会いに行けるアイドルでAKBが流行ったように、TVを見ている視聴者はもっとタレントさん達を身近に感じたいのかもしれない…。
テレビも面白くなくしてるのも視聴者
民放がなんでつまらないって言われるかっていうと、一部の視聴者がテレビに常識を求めているからだと思う…。
昔、よくテレビを見るとこれはTVだからだよってセリフ言われたw
一般人には早朝バズーカーはできないww
テレビの世界はやっぱり非常識でいいと思ってしまうのはやっぱり時代錯誤なのかな…。
24時間テレビに無反応な理由
毎年恒例の愛は地球を救うTV。
もちろん恒例となりすぎて飽きている感は否めない。けれど72時間テレビを見ていて思ったのは、気持ちが伝わるかどうかって事。
72時間の方は出演者の気持ちが伝わってきた。
24時間の方は、弱者全面に出して実際に出演しているタレントさんの気持ちが全く伝わらない。いろんな思い込めて募金箱持ってくる方がいる一方で、応援しがたい演出や態度が見受けられる…。
完璧や目標達成って事だけにポイント当てすぎて、ここずっと視聴者置いてけぼり状態。
まとめ
出典:株式会社AbemaTV
今回の72時間テレビはいつもの民放テレビでは見られない面がたくさん見えて、それもまた面白かったです。
企画自体が面白かったというよりは、出演者が必死で、なんとか少しでもいい番組を…という姿勢が見られた!!
特別なSMAPファンではないし、特に個別に大好きなわけでもないけれど、こんな性格なんだーって思うシーンがたくさんありました!
それは今まで作られてきたものを見て、勝手に想像してた性格とは違っていて、身近に感じた理由でもあったのかもしれないですね。
3人を応援したくなった人が多いのは、背景の事務所問題や芸能界の習わし的な問題があって、負けずに頑張れっていう心理が働いたのは事実なんだろうなとは思いますけど…(笑)