宅建合格者が語る勉強のコツ~初級編~
宅建の試験にむけて勉強を始めた方が多くなってきた時期かと思います。
今日は勉強方法について、私自身が経験した事をもとにコツをまとめてみました。
私自身、何も知識がない中の1からの勉強でした。
余計な遠回りの勉強もたくさんしたので、最短で必要な時間内で合格できるように全体像を掴んでください。
今日は、今から勉強を始める方に読んでもらいたい初級編です!
過去の宅建記事
イメージをしよう
ほとんどのテキストが、民法からスタートしています。よし!勉強するぞ!とテキストを開いて民法でやめてしまったという方が多いと思います。
読めない漢字、意味の分からない漢字、回りくどい文章。
眠たくなってきますよね(笑)
まずは、興味を持ってみましょう。わからない単語一つ一つ調べてみてください。今は辞書などよりネットの方が分かりやすい言葉で書かれている場合が多いです。
ざっくりとその言葉の全体像をイメージしてテキストを読んでみてください。
例 「追認」という言葉の場合
1 過去にさかのぼって、その事実を認めること。「既成事実として追認される」
追認とは、取り消すことができる行為を「取り消さないです!」と決める意思表示です。つまり、取消権の放棄することです。
追認 意味と検索した結果です。明らかに2個目に紹介した説明の方が分かりやすくてイメージしやすいと思います。
図に書いてみましょう
民法の問題は登場人物が多い場合があります。文章を読んでも1回で理解できない場合があります。問題を正確に読んで何を聞いているのか?をきちんと意識しましょう。思い込みで答えを出してしまいがちですが、図に書くと分かりやすく勘違いを減らすことができます。
例 H28 問3 選択肢3
Aから甲土地を購入したBは、所有権移転登記を備えていなかった。Eがこれに乗じてBに高値で売りつけて利益を得る目的でAから甲土地を購入し所有権移転登記を備えた場合、EはBに対して甲土地の所有権を主張することができない。
分かりずらい……。
図に書きながら1つ1つ理解していく。
このように図に書いてみると、関係性が分かりやすい。
※この問題の答えは✖️。Eは背徳的悪意者なので、EはBに主張出来ない。
宅建業法は完璧に
勉強しているとわかるんですが、宅建業法って比較的覚えやいんです。民法みたいに膨大な量でもなければ、ややこしい問題も少ない。その他の分野に比べれば圧倒的に点数が取りやすい!
だからこそ、この宅建業法を満点とるつもりで勉強してください。
この宅建業法はテキスト読んで過去問を繰り返すせば、満点とる実力はつきます!
この宅建業法は全部で20問。満点とる実力さえあれば、試験本番で2.3問間違えても17問は確実に取れるわけです!!残り30問のうち約20問取れれば、大丈夫でしょう!
法令上の制限は暗記に頼りすぎない
法令上の制限は、都市計画や開発許可などの国や都市に関する法律です。
よく、法令上の制限は暗記だ!と言いますが、暗記の前に必ず全体像や流れを掴んでください。むやみやたらに暗記するぞ!と過去問を繰り返しても同じ問題しか答える能力はつきません。ひっかけ問題にすぎにひっかっかて1問無駄にしてしまうかもしれません。そして、全体像を掴んでおいてから、暗記に取り掛かってくださいね。
正直、私はこの分野が一番苦手でした。範囲が広いわりに出題数は少ないのでどこが出るか分からない。
約8問出題されるので、5.6問正解を目標にしましょう。
難しい問題はみんな難しい
予想問題などをやり始めると、こんな問題やった事ないよ~と思う問題があります。あるんですよね、本番でも(笑)でも、宅建の試験を受ける方は過去問を中心に勉強している方が多いです。だからキチンと勉強しても答えが分からない難しい問題はみんな難しんです!宅建は4択なので、分かる問題から消去法で消して2つくらいまでに絞れると後は運です!見たこともない問題や全く分からない問題に時間を使い過ぎないようにしましょう。
答え合わせは問題解く時間の何倍もかけよう
過去問を繰り返し説いていると、問題や選択肢を覚えて解答を覚えがちです。解答を覚えてしまうのはしょうがないですが、間違えた問題の関しては選択肢1つ1つキチンと理解できるように何倍も時間を使いましょう。
これが以外と難しいんです。答え合わせをしながら「あっ!そうだそうだ」と、理解もしないで次の問題へ行ってしまうんですよね。
その前に、きちんともう1度問題文を読み直して、何を間違えたか?何を勘違いしたのか?何が理解不十分なのか?間違えてしまった原因を探しましょう!
そして、1度間違えた問題は正解を導き出せるまで、何度も繰り返し解きましょう!
まとめ
今回はざっくりとした、勉強のコツを書いてみました。始め何も分からない状態で、分厚い参考書を手に取って難しい法律用語が並んだのを見た時、自分は合格できるハズがない!と思いました。でも、合格できましたよ!
コツさえ掴んでしまえば、独学で十分に取得できる資格でした。実際、私は会社員でフルタイムで働きながら(不動産とは無関係の職種)合格できました!
ぜひ、今後チャレンジする方は参考にしてみてください!!
おススメの問題集
ここのは少し難しいですが、これが合格ラインまで点数取れれば、可能性大だと思います。